『車検当日の具体例を知りたい』
『車検の検査コースって何?』
というお悩みにお答えします。
・車検の検査を受験出来る場所
・検査コースの手順
・検査内容
この記事を読めば、車に詳しくない人でも簡単にユーザー車検の検査コースのやり方の手順やポイントを理解できます。
車検代を抑えて、安心して自分で車検を取得する方法を知りたい方は必見です。
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ユーザー車検の検査コースとは
ユーザー車検場とはユーザー車検を受検することができる施設のことをいいます。
乗用車の場合では陸運局といい、軽自動車の場合では検査協会といいます。
陸運局とは
- 乗用車の車検場のことで、自動車やバイクなどの道路輸送に関する行政機関のことを指します。日本においては、国土交通省に属する組織として設置されていて、各都道府県にそれぞれ存在しています。
- 陸運局は、車検や名義変更など、自動車やバイクの登録や手続きに関する業務を行っています。
検査協会とは
- 軽自動車の車検場のことで、国土交通省に認定された第三者機関として、軽自動車の定期検査に関する法律に基づく車検を実施しています。
- 軽自動車検査協会の車検は、陸運局の車検と同様の内容で行われ、その他、軽自動車の登録や手続きに関する業務を行っています。
車検を受検する際は事前に予約が必要になりますので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
ユーザー車検の検査コース手順
車検受検当日に最寄の車検場に行くと思いますが、車検受検当日のユーザー車検の検査コースの順番を説明します。
乗用車熊谷車検場、検査3コースの場合建物外
- 検査コースの3コースに並ぶ
- 書類確認・・・検査員が並んでる順番で書類確認にきます。
- 車内メーター等検査・・・警告灯が点灯していないか、ウインカー等はメーター内でも点灯するか、フロントヘッドレストは装着されているかなどの車内の検査をします。
- 車台番号確認・・・書類の車台番号、原動機の型式が実際の車両に刻印されているものと合っているかを確認します。この時に車両から降りてボンネットを開いて確認してもらいます。
- 車外電気周り等検査・・・再度乗車して前方から、ポジション球、ヘッドライト、フォグライト、ハイビーム、ウインカー左右、ウォッシャー液、ワイパー動作、ホーン、後ろテールランプ、後ろウインカー左右、ブレーキランプ、ハザード、ナンバー灯などの確認をします。
乗用車熊谷車検場、検査3コースの場合建物内
次の検査から建物内に入り機械の検査になります。一般的な車両の場合、コース内には真っ直ぐコースを通過するための目印の線がひかれているので、その内側と右前のタイヤの外側を合わせて進んでください。
- サイドスリップ検査・・・ハンドルが真っ直ぐな時に車もちゃんと真っ直ぐ進んでいるかの検査をします。
- スピード検査・・・タイヤを機械の規定位置に合わせて、そこから案内後に、速度40kmまでアクセルを踏み、40kmになった瞬間にパッシングして合ってるかの検査をします。
- ヘッドライト検査・・・ギアをニュートラルにして、サイドブレーキを引いてから、ヘッドライトを点灯させ、明るさと角度が適正か検査します。これで不備があればハイビーム検査になります。
- ブレーキ検査・・・サイドブレーキを解除して、案内に合わせてブレーキを踏んだり、離したりします。これでブレーキの制動力等の検査をします。
- サイドブレーキ検査・・・ブレーキ検査と同様の検査になります。
- 排気ガス検査・・・少し車を前進させて、排気ガス検査の位置で車を停めて、アイドリング状態のままにします。排気ガス検査道具をマフラーに入れて、自分は規定の位置で待機します。これで排気ガス濃度が規定内か検査します。
- 機械に自動車検査票を入れて途中結果を印字します。
- 下廻り検査・・・少し車を前進させて、下廻り検査の位置で車を停めてエンジンを切ります。案内に従い、ハンドルを左右に振り、ブレーキを踏み、サイドブレーキを引いて、下廻りにオイル漏れなどの異常がないか等を検査します。
- 機械に自動車検査票を入れて最終結果を印字します。
- 書類確認・・・検査コース出口付近の総合判定室(BOX)で最終の書類確認をします。乗用車の熊谷車検場では1コースと4コースに総合判定室があります。
以上になります。
コースの違いや、軽自動車検査協会の検査コースで多少順番が異なりますがほぼ同じになります。
不安な場合は、検査員に
「初めての受検なので手順を教えてください。」と伝えれば教えてくれるので聞くようにしましょう。
まとめ
車検の検査コースの順番は
以上になります。
分からないことがあればコースにいる検査員に初めての検査だと伝えましょう。
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以上になります。
スタッフ一同お客様のご来店をお待ちしてます。