『車検代を節約したい』
『自分で車検をするにはどうしたらいいの?』
というお悩みにお答えします。
・車検とは
・受験方法
・費用の内訳
この記事を読めば、車に詳しくない人でも簡単に車検の基礎知識を理解できます。
車検代を抑えて、安心して自分で車検を取得する方法を知りたい方は必見です。
車の生涯費用とその対策方法:プロが解説する必要なコストと節約術
車検とは
そもそも車検とは何なのか、やらないとどうなるのかを説明します。
車検とは
その中でも重要な法律が2つあり、
-
道路運送車両法の第58条では、『自動車は、国土交通大臣の行う検査を受け、有効な自動車検査証の交付を受けているものでなければ、これを運行の用に供してはならない。』とあり、
-
道路運送車両法の第108条では、『第58条等に違反した者は、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。』とあります。
道路運送車両法の保安基準で、定められた検査項目をクリアした車が有効な自動車検査証の交付を受けることができます。
以上のように法律で定められていて違反すると罰則がありますが、目的は安全面の確保になります。
事故を起こしてからでは遅いので車を使用する場合は車検の有効期限には注意しましょう。
日常点検・定期点検との違い
車検以外にも日常点検、定期点検と呼ばれているものがありますが、その違いは点検時期と点検項目数の違いになります。
使用者自身が常日頃から行う簡単な点検になります。エンジンルームをのぞいたり、自動車の周りを回りながら自動車の状態を見たりすることによって、簡単に実施可能なものになっています。
乗用車では1年に1回行う、少し大がかりな点検整備です。点検項目数は乗用車で27項目程あり、専門的な知識や技術も必要なので、整備工場に依頼することが多いです。
乗用車では2年に1回行う定期点検になります。点検項目数は乗用車で57項目程あり、専門的な知識、技術も必要なのと、手間や時間がもかかるので、整備工場に依頼することをお勧めします。車検に関してはやらないと違法になるので注意しましょう。
以上になります。
定期点検をやることで安全面では勿論のこと、車の寿命も長くなり、経済面でもお得になるので定期的な点検をお勧めします。
車検の有効期限
車検は定期的に訪れるものですが、どれぐらいの期間で車検がくるかを説明します。
乗用車
トラック
また、車検受けられる期間は1ヶ月前から可能で、依頼するお店によっては、早期車検予約割引などもあります。
車検満了日の確認方法はフロントガラスのステッカーか、車検証で確認することができます。
車検有効期間が無くなってからの使用は違法になりますので早目の対応をお勧めします。
車検を頼めるお店
このブログでは使用者本人が車検を通すまでを目的としていますが、そんな時間が無い人に向けて車検を依頼できるお店をメリットデメリットも含めて説明します。
ディーラー
トヨタや日産など、メーカーの看板が目印の新車の取扱もあるお店になります。
- メリット:メーカー直営店であるため、車種に詳しく、正確な点検ができる。部品交換が必要な場合、正規品を使えるため、信頼性が高い。車検後のアフターフォローも安心。
- デメリット:他のメーカーの車は対応してくれない。料金が高め。予約が取りづらい場合がある。
車検専門店
車検のコバックなど車検を専門に取り扱うお店になります。
- メリット:車検に特化しているため、迅速な対応が期待できる。料金が比較的安いことが多い。
- デメリット:メーカー直営店に比べて、知識や経験が浅い場合がある。工賃が高い場合がある。
カー用品店
オートバックスやイエローハットなど、カー用品の取扱もあるお店になります。
- メリット:一緒にカー用品を購入できる。店舗数が多いため便利。
- デメリット:車検に特化しているわけではないため、部品交換等の手配に時間がかかる場合がある。料金も高めな場合がある。
ガソリンスタンド
コスモ石油など、車検の取扱もあるガソリンスタンドになります。
- メリット:時間がないときに、手軽に車検を受けることができる。お店自体が多くガソリンなどの割引があることも多い。
- デメリット:知識や経験が浅い場合がある。部品交換等の手配に時間がかかる場合がある。交換部品を勧められて総額が高くなる場合がある。
整備工場
街中に見かける○○自動車など、車のことなら色々取扱があるお店になります。スピードスターもこちらになります。
- メリット:車検以外のメンテナンスも受けられる場合がある。知識や経験が豊富な場合が多い。
- デメリット:個人店が多いため実績に不安がある。場所によっては予約が取りづらい場合がある。
以上のようなお店がある中で、信頼できるお店で適正な価格でスムーズに手続きを進められるとともに、アフターサービスにも対応できるお店を選ぶことが車検お店選びで重要なポイントとなります。
車検費用
お自分で車検をする際の手数料とお店に頼んだ場合のお店に払う手数料には大きな差額があります。その車検手数料の内訳について説明します。
法定費用(絶対に掛かる費用)
- 重量税︰車の重さに応じて掛かる費用で、500kg毎に重たい車ほど高い
- 自賠責保険料:車の種別等に応じて掛かる費用
- 印紙代:車検を受けるための検査手数料
点検交換費用等(自分で車検をする際には掛からない費用)
- 基本点検料:車検に合格するための項目を全て点検する作業でお店ごとに設定金額がありますが平均2万円ぐらい
- 書類作成費用:車検を受けるための申請書類の作成費用で平均2000円ぐらい
- 整備、交換費用:車検に合格するために交換や調整が必要な場合の作業料になり、1時間あたりの工賃は7000〜10000円ぐらい
- 部品費用:交換が必要な場合に交換した部品の費用
以上が主な車検費用の内訳になります。点検交換費用等がお店ごとに違うので、費用比較する部分になります。
この点検交換費用等の部分を自分で出来れば大幅に車検代を節約できますが、専門的な知識がないと事故に繋がるので注意しましょう。
まとめ
車検とは車を継続的に安心して使用するのに必要な定期点検になります。
自分でもやることが出来るので、節約のためにやる効果は大きいと思いますが、
専門的な知識が必要なためこの記事でしっかり勉強してから実行しましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上になります。
スタッフ一同お客様のご来店をお待ちしてます。