同じ車種でガソリン車とハイブリッド車、両方の設定があった場合、
どちらを購入すればお得なのか悩んでる人は多いと思います。
車屋歴10年以上の私が
そんな悩みを解決するために燃費に関わる計算方法をお伝えします。
この情報を知っておけば車を選ぶときに役立つと思います。
購入時の参考にしてください。
燃費の計算方法
燃費の計算方法 = 走行距離 ÷ 給油量
で求める事ができます。
自分で計算して求めることもできますが、新車時のカタログに燃費は記載されているのでそちらを確認した方が早いでしょう。
新車時のカタログ燃費、モードの違い
新車時のカタログ燃費の記載には3種類の測定方法があって
10:15モード、JC08モード、WLTCモードがあります。
右になるにつれて最新の測定方法で、実燃費に近い測定方法になります。
10:15モードは実燃費の方が大きく悪い。
JC08モードは実燃費の方が2割程度悪い。
WLTCモードは実燃費とほぼ同じ。
という感じになります。
購入時の差額は何キロ走れば埋まるのか計算
同じ車種でガソリン車とハイブリッド車があった場合、
購入価格はガソリン車の方が安いが、燃費はハイブリッド車の方が良いとなります。
では、ハイブリッド車を購入した場合、何キロ走ればガソリン車との購入時差額は埋められるのかを計算したいと思います。
例えば、トヨタのヴォクシーで
・ガソリン車価格が309万円、燃費が15km/l
・ハイブリッド車価格が344万円、燃費が23km/l
・ガソリン価格が1リットル160円の場合
ガソリン車の1km走行に必要な金額は、
160(円) ÷ 15(km/l) = 10.67円
ハイブリッド車の1km走行に必要な金額は、
160(円) ÷ 23(km/l) = 6.96円
ガソリン車とハイブリッド車の1km走行に必要な金額差は
10.67(円) − 6.96(円) = 3.71円
このことから1km走行毎に3.71円ハイブリッド車が得になる。
購入価格の差額が
344(万円) − 309(万円) = 35万円
以上のことから
35(万円) ÷ 3.71(円) = 94340km
94340km走行以上からハイブリッド車の方がお得になる。
まとめ
同じ車種でガソリン車とハイブリッド車の設定があった場合
ガソリン車の購入をお勧めします。
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以上になります。
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