『車を安全に停止するためには、ブレーキオイル(ブレーキフルード)が必要で、定期的な交換をしないとブレーキオイルは十分な役割を果たせなくなってしまいます。』
と、言われてもよくわからない!という方に朗報です!
この記事では、初心者の人でもわかるブレーキオイルの役割や交換時期や料金に関して
この記事を読むことで車のブレーキオイルに関する知識が深まり、安全性の向上や車のメンテナンスに役立つでしょう。
安全安心なカーライフを送りたい方は必見です。
ブレーキオイルとは
ブレーキオイル(ブレーキフルード)は、自動車のブレーキシステムで使用される液体のことです。
ブレーキオイルは、ブレーキペダルの操作に応じてブレーキシステム内の圧力を制御し、ブレーキ力を伝達し、スムーズかつ安全に車の速度を落とす役割があります。
車が止まるまでの流れ
- ブレーキペダルを踏む
- 倍力装置で踏む力が増大
- 踏む力がマスターシリンダーから油圧に変換
- ブレーキライン(配管)のブレーキオイルに伝達
- ブレーキキャリパーのピストンを作動
- ブレーキパッドがブレーキローターの回転を抑えてタイヤも止まる
ブレーキオイルはこれらの油圧系統の部品に制動力を伝える役割をしています。
ブレーキオイルを交換しないと
ブレーキオイル(ブレーキフルード)を交換しないと、ブレーキを踏んでも車が止まらなくなり、事故の原因になります。
ブレーキオイルは吸湿性が高い成分でできており、水分を取り込みやすいです。
水分を含んでしまった古いブレーキオイルが危険な理由を説明します。
水分を含んだブレーキオイルが危険な理由
- ブレーキパッドがブレーキローターの回転を挟んで止める時には凄まじい摩擦熱が生じます。
- その時にブレーキオイルが摩擦熱を抑えているのですが、水分が含まれているとその水分が沸騰してしまい気泡を発生させ油圧をうまくブレーキパッドに伝達できなくなってしまいます。
- 感覚的には、ブレーキペダルを踏むとフワフワして空気を踏んでいるような感じになります。
- 水は腐るのでその影響でブレーキ関連部品が錆びてしまい、腐食した部分からオイルが漏れる可能性もあります。
- ブレーキオイルが不足、漏れ、劣化してしまうとブレーキ関連部品が正常に作動しなくなり、ブレーキが効かなくなるという原因になります。
ブレーキオイルの交換時期
ブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換時期の見極め方には2つの方法があります。
経過年数による交換
ブレーキオイルの交換時期は一般的に2年になります。新車時のメンテナンスノートに記載されています。
使用していないブレーキオイルでも空気中の水分を含んでしまうため、乗用車では車検ごとの交換をお勧めします。
見た目の変色での交換
ブレーキオイルの劣化は、色で見分けることもできます。
新しいブレーキオイルはほぼ無色透明ですが、劣化をしてくると黒に近い茶色になったり濁ったりします。
ブレーキフルードはエンジンルームにあるので、ボンネットを開けて、リザーバータンクで変色の度合いや量を確認できます。
ブレーキオイルの交換料金
ブレーキオイルの交換料金について説明します。
スピードスターの料金
- 交換工賃が3000円
- ブレーキオイル代が1リットル1800円
- 合計4800円になります。
こちらが一般的な価格にもなると思います。
DIYに関しては専用工具と知識が必要なためお勧めしません。
まとめ
ブレーキオイル(ブレーキフルード)を交換しないと
ブレーキが効かなくなって事故を起こしてしまう可能性が高くなるので、
ブレーキオイルは車検ごとの交換をお勧めします。
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以上になります。
ご不明な点があればお気軽にスピードスターまでお問い合わせください。
スタッフ一同お客様のご来店をお待ちしてます。