ガソリンスタンドで給油するとき、ハイオク、レギュラー、軽油の違いがよくわからない。というは多いのではないでしょうか。
車屋歴10年以上の私が
今回は燃料の違いについてお伝えします。
この情報を知らないと最悪の場合、車を壊してしまうことになります。
給油時の参考にしてください。
■レギュラーとは
原油を元に30〜200℃で蒸留出されたものガソリンといいます。
ガソリンの中にレギュラーが存在しています。
レギュラーのオクタン価は89以上。
※オクタン価とは、ノッキング(異常燃焼やそれによる振動)の起こしにくさを表すもので、数値の大きいものほど起こしにくい。
レギュラーは蒸発しやすく、火を近づけたら燃えやすいのが特徴です。
■ハイオクとは
ガソリンの中でもオクタン価が96以上のものをハイオクといいます。
レギュラーとくらべると自然発火することが少ないのが特徴です。
自然発火が少ないことはエンジンにはプラスになるので、レギュラーよりグレードが高いのがハイオクになります。
■軽油とは
原油を元に180〜360℃で蒸留出されたもの軽油といいます。
軽油はガソリンより重く、適度な粘度を持ち、蒸発しにくいですが、火種が無くても自ら発火する性質はガソリンより良いです。
■燃料を入れ間違えた場合
基本的に入れ間違えはしないでください。
・ハイオクとレギュラー間の間違いならどちらでも、次は気を付けましょう。という感じです。
・ガソリン車に軽油を入れてしまった場合は、
ガソリンエンジンで軽油は燃えにくいため、エンジンが停止して動かなくなると思います。
経験上は、燃料関連を清掃すれば元に戻る可能性は高いです。
・軽油車にガソリンを入れてしまった場合は、
これが深刻で、まずエンジンが停止して動かなくなります。
軽油には粘度があり、潤滑の役割もあるため、そこにサラサラなガソリンを入れたことにより燃料関連は焼き付いてしまいます。
■まとめ
燃料の入れ間違いは車の寿命を縮めます。
特に、軽油車にガソリンは入れないでください。
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以上になります。
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