AT車（オートマ車）の動力をタイヤなどに伝達する為に不可欠なATF（オートマチック・トランスミッション・フルード）についてのお話です。※オートマオイルとも呼ばれている。
ATFが不足、劣化していたりすると
アクセルを踏んでるのにスピードが出なくなってしまったりします。
今回はそんな重要な役割を果たすATFの役割と交換時期についてお伝えします。
交換時の参考にしてみて下さい。
ATFの役割
ATFの役割は複数あり
- 動力の伝達
エンジンからの動力をトルクコンバーターを介しATミッションへ動力として伝えています。
ATFの流れによってトルクコンバーター内で出力が増幅されて動力が伝達されます。 - 油圧制御
AT車のシフトチェンジは、車の速度やアクセルの踏み込み量などによって油圧制御がきめ細かく行われています。
この油圧制御装置の作動油としてもATFは使われています。 - 潤滑油
オートマチックトランスミッション内のギア等の潤滑油としても使われており、摩擦から保護する役割も担っています。 - 冷却・清浄
AT内で発生した熱や不純物を抑制し、ATのコンディションを保ちます。
ATFと似たような部品で
CVTFとミッションオイルというものがありますが
作動方法が異なる為、一緒にしないように気を付けましょう。
ATFに不具合が発生すると
シフトショックが大きくなる
ギアが変速しなくなる
最悪はオートマチックトランスミッション本体の交換
などの不具合が起きる事があります。
ATFの交換時期
一般的に2年又は20000キロが交換時期になります。
また、ATFの劣化は、色で見分けることもできます。
新しいブレーキフルードはピンク色っぽいですが、劣化をしてくると黒色に近付いていきます。
ATFのレベルゲージはエンジンルームにあるので、ボンネットを開けて、レベルゲージで変色の度合いや量を確認できます。
まとめ
ATFは車を長く乗るつもりなら車検時などの定期的な交換をおすすめします。
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以上になります。
ご不明な点があればお気軽にスピードスターまでお問い合わせください。
スタッフ一同お客様のご来店をお待ちしてます。
