走行中、急に点灯してしまった警告灯に慌てた経験はありませんか?
車の警告灯は、走行に関わる異常や故障が発生した場合に、運転者へ注意や警告を示す役割があります。
今回は、車屋勤務10年以上の私が、ほとんどの車に付いていて重要だと思う警告灯を一覧にしてみました。
この情報を知っておけば、警告灯が点灯しても
慌てず、的確な対応ができるでしょう。
警告灯が点灯してしまった場合の参考にしてください。
警告灯の色
警告灯には2種類の色があり、それぞれ
・黄色・・・すぐに運転をやめるべきというわけではないが、速やかな対処が求められる状態になります。
・赤・・・すぐに運転をやめるべき状態になります。安全な場所に停車してください。
というようになります。
警告灯が点灯した時点で対処は必要ですが、特に赤色点灯の場合には早急な対処をしましょう。
赤色の警告灯
・ブレーキ警告灯
ブレーキの異常を示す警告灯です。
ブレーキフルードが少ないときなどに点灯します。
パーキングブレーキが完全に解除されていない場合にも点灯するので注意してください。
放置するとブレーキが効かなくなります。
・エンジンオイルランプ
エンジンオイルの油圧が下がったときに点灯、点滅します。
放置するとエンジンが焼き付いて壊れてしまいます。
・バッテリーランプ
充電系統のオルタネーター、ベルトなどの異常や、充電が正常に行われていない場合に点灯します。
放置するとエンジンが止まり、再始動できなくなります。
・水温警告灯
エンジンの冷却水の温度が異常に上がったときに赤色で点滅または点灯します。
いわゆるオーバーヒートといい、放置するとエンジンが壊れてしまいます。
・エアバッグ警告灯
エアバッグが装備されている車にある警告灯です。
作動時以外に警告灯が点灯する場合は、エアバッグが正常に作動しない可能性があります。
・シートベルト警告灯
シートベルトを正しく装着していないと赤色で点滅します。
シートベルト着用は義務なのでしっかり着用しましょう。
・半ドア警告灯
どこかのドアがきちんと閉まっていないと赤色に点灯します。
放置すると走行中にドアが開いてしまう危険性があるので注意しましょう。
黄色の警告灯
・エンジン警告灯
エンジンに関連する異常を検知した時に点灯します。
排気系統や吸気系統などのセンサーが故障したりすると点灯します。
・ABS警告灯
ABSとは、急ブレーキ等でタイヤがロックしないようにする機構のことです。
作動時以外に警告灯が点灯する場合はABSが正常に作動しない可能性があります。
・スリップ表示灯
濡れた路面や砂利道、急なカーブなどでタイヤがスリップした際に点灯します。
・ガソリン残量警告灯
ガソリン残量が少ない時に点灯します。
この警告灯が表示されたら速やかにガソリンを補給しましょう。
まとめ
赤色の警告灯は安全な場所を見つけて停車してレスキューを呼ぶ。
黄色の警告灯は最寄りの自動車屋に直行。
警告灯が点灯しても焦らず冷静に対処しましょう。
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以上になります。
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